臨床研究適正評価教育機構
当機構桑島理事長の著書『赤い罠 ディオバン臨床研究不正事件』が「日本医学ジャーナリスト協会賞」書籍部門大賞に選ばれました。
日本医学ジャーナリスト協会(水巻中正会長)は,質の高い医学・医療報道などを選ぶ「日本医学ジャーナリスト協会賞」の第6回(2017年度)の受賞作品を発表し,当機構理事長桑島巖著『赤い罠 ディオバン臨床研究不正事件』(日本医事新報社)が書籍部門大賞に選ばれました。
映像部門大賞にはドキュメンタリー映画『Given〜いま,ここ,にある しあわせ〜』(公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を),新聞・雑誌部門大賞には連載企画『精神障害とともに』 (南日本新聞「精神障害とともに」取材班)がそれぞれ選ばれました。
『赤い罠 ディオバン臨床研究不正事件』は受賞にあたって
製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬ディオバンが高い効果を示すという臨床研究データに早くから疑問をもった循環器内科医が,1通のメールをきっかけにギリギリと不正を追い詰めていく過程は,推理小説のように読者を引きこむ。 東京地裁の公判を欠かさず傍聴して事件の全体像を描く手法も,ジャーナリスト顔負けだ。
一般読者が知らない医学界の実情をも紹介したインパクト,科学性,さらに,テンポある文章が高く評価された。 読み終えたあと,医療の世界もまた,利権構造と競争原理に蝕まれていることを思い知らされる。
と評価を受けています。
その他のお知らせ
当機構に対して,バイエル薬品株式会社から“患者の個人情報漏洩問題”に対する社 外調査委員会による調査結果の報告と説明がありました。(2017年10月12日)
ディオバン事件の判決公判を当機構桑島理事長が傍聴しました。(2017年3月16日)